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米・国防長官 ミサイル開発「中国に対抗」

2019年8月22日 12:25

アメリカとロシアによるINF(=中距離核ミサイル)全廃条約が失効したことを受け、アメリカのエスパー国防長官は21日、中国に対抗するために中距離ミサイルの開発を加速すると明言した。

トランプ政権は、ロシアとのINF条約が失効したことを受け、中距離ミサイルの開発を加速する方針。

今週も地上発射型の巡航ミサイルの発射実験を行ったと発表したが、エスパー国防長官は21日、フォックス・ニュースのインタビューで、開発は中国に対抗するためだと明言した。

アメリカ エスパー国防長官「中距離での攻撃能力を持つことで、必要に応じ、中国の悪い振る舞いを阻止する能力があることを確実にしたい」

これに関連して国連の安全保障理事会は、22日に中国とロシアの要請を受けアメリカのミサイル開発などを話し合う緊急会合を開く。

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