きょう韓国総選挙 尹政権「中間評価」は…“ねじれ国会”解消なるか
韓国は10日、国会議員を選ぶ4年に1度の総選挙が行われています。尹錫悦政権の「中間評価」と位置づけられ、結果次第では今後の政権運営にも影響する可能性があります。
韓国の総選挙は4年に1度、定員300人の国会議員を選出するものです。今回は特に、尹錫悦大統領の5年の任期のうち2年目に行われることから政権への「中間評価」と位置づけられています。現在の国会は尹政権を支える与党「国民の力」ではなく、最大野党「共に民主党」が過半数を維持するいわゆる「ねじれ国会」です。
そのため、今回の選挙で与党側が「ねじれ」を解消できるか注目されています。
与党に投票
「(野党が)あまりにも反対するから政策が通過しない状況だ」
野党に投票
「(政権が)今やっていることがあまりにも非常識的で、改善してほしいという気持ちで野党を選択した」
韓国メディアの事前の情勢分析では野党の優勢が伝えられています。
投票は午後6時で締め切られ、11日未明には大勢が判明する見通しです。