プリゴジン氏、戦闘への復帰を示唆 “反乱”については「裏切り者との戦い」と正当化 約1週間ぶりSNS投稿
先月、反乱を起こしたロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏が2日、およそ1週間ぶりにSNSにメッセージを投稿し、戦闘への復帰について言及しました。
プリゴジン氏「皆さんは近い将来、我々の前線での新たな勝利を見ることになると確信している」
プリゴジン氏がSNSにメッセージを投稿するのは先月26日以来、およそ1週間ぶりで、反乱について「裏切り者との戦い」だったと正当化した上で、戦闘への復帰を示唆しました。
ワグネルの戦闘員をめぐっては、ロシア下院のボロディン議長が2日、「戦闘員の多くはロシア軍との契約を選んだ」との見方を明らかにし、ワグネル側も戦闘員募集の一時停止を発表していました。
こうした中、プリゴジン氏に名指しで辞任を求められていたショイグ国防相も3日、反乱について初めて言及し、「反乱は部隊に影響を与えなかった」と主張しています。