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ポーランドにミサイル着弾 バイデン大統領「ロシアから発射された可能性は低い」

2022年11月16日 14:07

ウクライナとの国境に近いポーランド東部にミサイルが着弾し2人が死亡したことについて、アメリカのバイデン大統領は、ロシアからミサイルが発射された可能性は低いとの認識を示しました。

バイデン大統領は、宿泊するホテルにG7とNATO(=北大西洋条約機構)の首脳らを招集し、緊急の首脳会合を開いて対応を協議しました。

爆発について、ポーランド外務省はロシア製のミサイルが落下したとしていますが、バイデン大統領は会合後、「ロシアから発射された可能性は低い」との認識を示しています。

バイデン大統領「初期段階の情報ではロシアからの発射でないとの情報もあり、調査が完了するまでは言いたくない。軌道をみてもロシアから発射された可能性は低い」

また、会合後、首脳らは「ポーランドが進める調査への全面的な支持と支援を提供する」「適切な次の対応を決めるために緊密に連携していく」などとする共同声明を発表しました。

声明ではさらに、前日のロシアによるウクライナの複数の都市へのミサイル攻撃を非難しています。

G20サミットは、この対応の影響で予定に遅れが出ています。この後、最後のセッションが予定されていますが、首脳宣言の内容なども再調整される可能性があり、状況は流動的になってきています。

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