「銭湯」の火事で“2度の爆発” 噴き出した炎で住民や消防隊員ら24人けが 韓国・釜山
今月1日、韓国・釜山のビルに入る銭湯で火事があり、その映像がカメラに捉えられていました。
建物から突然、炎が噴き上がり、ガレキが飛び散り、煙が空高く舞い上がりました。消防が出動し、一度は火の勢いがおさまったと思われましたが、その約30分後、再び大きな“爆発”が発生。道路に噴き出た炎が、近くにいた住民に襲いかかりました。持っていた傘も吹き飛ぶほどの衝撃でした。この一連の爆発で、消防隊員と住民など、合わせて24人がケガをしました。(重傷2人、軽傷 22人)
なぜ爆発が起きたのでしょうか?
国立消防研究院の担当者
「爆発の原因は、銭湯の地下にある油を貯蔵するタンクにあるとみられています」
地元当局によると、いずれの爆発も、油を貯蔵するタンクから発生した気体が、何らかの原因で引火して起きたとみられるということです。
また、1度目の爆発後、“現場周辺を規制しなかったことが被害を拡大させた”という批判の声もあがっています。当局は、4日も鑑識を進め、詳しい事故原因を調べるということです。