アメリカのトランプ大統領は、２３日、ニューヨークを訪問中の韓国の文在寅大統領と会談し、４回目の米朝首脳会談について事前の実務者協議で非核化の議論を詰めていく考えを示した。

会談で文大統領は、４回目の米朝の首脳会談について「開かれれば、朝鮮半島の非核化の新たな秩序が作られる歴史的な大転換になる」と期待感を示した。

一方、トランプ大統領は金正恩委員長との会談に前向きな姿勢を示しつつも、会談で「何が得られるのかを知りたい」と述べ、事前の実務者協議で非核化の議論を詰めていく必要があるとの認識を示した。

また、トランプ大統領は北朝鮮側が繰り返している短距離ミサイルなどの発射については、「多くの国が実験をしている」と改めて容認する姿勢を示した。