アメリカの麻薬取締局の捜査官を殺害したとして指名手配され、約28億円の懸賞金をかけられていた“麻薬王”が逮捕されました。茂みに隠れていた“麻薬王”を発見したのは、なんと犬でした。

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カメラが捉えたのは、メキシコ海軍の兵士に腕をつかまれ、拘束された男です。約28億円の懸賞金をかけられ、“麻薬王”の異名を持つラファエル・カロ・キンテロ容疑者が逮捕されました。

ロイター通信などによると、カロ・キンテロ容疑者はラテンアメリカで最大級の麻薬密売組織を設立したうちの1人です。アメリカの麻薬取締官を誘拐して殺害したとされていて、FBIによって指名手配、懸賞金がかけられていました。

今回の逮捕に一役買ったのは、なんと犬です。災害時に人を追跡するための訓練を受けていたこの犬は、茂みに隠れていたカロ・キンテロ容疑者を発見し、逮捕につながったということです。

一方、この逮捕作戦中に、メキシコの海兵隊を乗せたヘリコプターが墜落しました。隊員14名が死亡し、1人がケガをしました。