“逃走”警察犬またお手柄 「ご褒美」は?
訓練士になでられ、上目づかいのシェパード。2歳の警察犬・クレバ号です。
神戸西警察署 仁科年正署長
「ありがとうございました」
クレバ号は6月7日、兵庫県神戸市で行方がわからなくなった認知症の78歳の男性を発見し、感謝状が贈られました。
クレバ号といえば、警察犬としてデビューした2020年、山の中での捜索中に逃走。2日後、無事に発見され、世間をちょっと騒がせた警察犬でした。
その後、訓練を受け、2021年2月に現場に復帰すると、わずか3日後には行方不明者を発見。
そして、今回は、警察官が20人ほど、2時間あまり捜索してもみつからなかった男性を、クレバ号はタオルのにおいを頼りに、およそ40分で発見。復帰後、3度目のお手柄となりました。
訓練士 辻理仁警部補
「訓練一緒に頑張っていって、行方不明者の発見や事件の犯人の検挙とか頑張っていこうね」
クレバ号には感謝状と、「わんだふる」と書かれたのし紙に包まれたドッグフードなどが贈られました。