“嘱託警察犬”審査に65頭が挑む
埼玉県で9日、民間で訓練された犬の中から警察犬を選ぶ「審査会」が行われました。
さいたま市の公園で行われたのは、民間で飼育され訓練を受けた犬の中から、行方不明者の捜索や犯人の追跡を行う「嘱託警察犬」を選ぶ審査会です。
毎年行われる審査会には、ことしは65頭の犬と指導士26人が参加し、犯人役を見つけてほえて知らせたり、腕にかみついて確保したりする審査に挑みました。この審査会で選ばれた犬と指導士はことし6月から1年間現場に出るということです。
去年の嘱託警察犬の出動回数は299件で、行方不明者の捜索が274件、事件捜査が25件だったということです。