来週、憲法審査会 国民投票法改正案審議へ
与野党は来週、今の国会で初めてとなる衆議院の憲法審査会を開催し、憲法改正の手続きなどを定めた国民投票法改正案の審議をすることで合意しました。
国民投票法の改正案は投票の利便性を高めるためのもので、与党側は3年前から採決を求めていましたが、野党側は応じずに、8国会にわたって継続審議となっていました。
8日に開かれた衆議院憲法審査会の幹事懇談会で、与野党は審査会を来週15日に開いて国民投票法の改正案の審議などを行うことで合意しました。ただ、自民党などが「速やかな採決」を求めたのに対し、立憲民主党と共産党は「採決はまだまだほど遠い」などと主張し、折り合いませんでした。
改正案については、去年12月に自民党と立憲民主党が今の国会で「何らかの結論」を得ることで合意していて、今後、立憲民主党などが採決に応じるかどうかが焦点となります。