特措法改正案など修正協議へ 与野党合意
与野党の国対委員長が会談し、新型コロナウイルス対策のための特別措置法などの改正案について、修正協議に入ることで合意しました。
修正協議が行われるのは野党側からの反発が強い5つの項目です。具体的には特措法の改正案での営業時間の短縮要請に従わなかった飲食店への過料や、感染症法の改正案での入院を拒否した患者への懲役刑などです。
また、緊急事態宣言が出される前の段階として定める「まん延防止等重点措置」を講じる際の国会への事前報告や、事業者に対する財政支援の担保についても修正協議が行われます。
改正案は22日に閣議決定されたばかりですが、早期成立のために与党側が野党側の要求を受け入れた形で、来月上旬の成立を目指しています。