共和党の一部議員“造反”撤回も…議会下院議長決まらず アメリカ
アメリカの議会下院では、多数派の野党・共和党の分裂で13回目の投票でも議長が決まらない異例の状況が続いています。6日は、一部の造反議員が支持に転じましたが、依然として選出に必要な過半数には届いていません。
共和党は下院トップのマッカーシー議員を議長に選出する方針ですが、トランプ前大統領を支持する保守強硬派の議員らが造反を続け、過半数の票を確保することができていません。
マッカーシー氏が造反議員の要求を一部受け入れたため、6日に行われた13回目の投票では、20人いた造反議員の半数以上がマッカーシー氏支持に回りました。しかし、それでも過半数まであと3票届かず、議長は決まりませんでした。
現在休憩中の本会議は、日本時間の7日正午に再開する予定で、残る造反議員の説得に向けてギリギリの交渉が続いています。