インドの大手財閥、タタ・グループの名誉会長ラタン・タタ氏が死去しました。86歳でした。

ロイター通信によりますと、インド大手財閥、タタ・グループのラタン・タタ名誉会長が9日、86歳で死去しました。

タタ・グループは傘下に、自動車や製鉄、情報通信サービスなど多くの有力企業を抱える巨大企業グループです。

タタ氏は創業者一族のもと、ムンバイで生まれ、1991年からおよそ20年にわたり、タタ・グループの会長を務めて、グループを世界的な企業に成長させました。

インドのモディ首相はSNSに「先見性のあるビジネスリーダーで、慈悲深い心を持つ並外れた人物だった」と投稿し、タタ氏の死を悼みました。