ウクライナ、関係改善に向け露と首脳会談へ
ウクライナのゼレンスキー大統領は、対立が続くロシアとの関係改善に向けて、フランスとドイツを加えた4か国首脳会談を、来月9日に開催することを明らかにした。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ東部で続く政府軍と親ロシア派勢力との紛争をめぐり、ロシアと、フランス、ドイツを交えた4か国の首脳会談を、来月9日にパリで開催すると発表した。
ロシアとウクライナは、今年9月、これまで互いに拘束していた兵士やジャーナリストの交換を実施し、10月末には対立する勢力の引き離しが順次行われるなど、和平協議に向けた環境整備が行われてきた。
また、ロシアとウクライナ双方が自国の領海だと主張するケルチ海峡で、去年11月、ロシアにだ捕されたウクライナの艦船について、ロシアメディアは、18日に中立的な海域でロシア側から引き渡されると伝えていて、関係改善に向けた動きが加速している。