ヒトラーの生家 政府が警察署にすると発表
ナチスドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーが生まれた建物を警察署にする計画が明らかになった。
黄色い建物がヒトラーの生家。オーストリア北部のブラウナウに当時のまま残されているが、ナチス思想を信奉する「ネオナチ」の集団がヒトラーの誕生日に集会をするなど、「聖地」化されていると批判がでていた。
70年以上も扱いが議論されてきたが、2年前に建物を買い取ったオーストリア政府は一部を取り壊して警察署にすると発表した。「ナチズムを二度と呼び起こさないという証しになる」としている。
建築家からデザイン案を募ることにしていて、来年には最も優れたひとつを選ぶとしている。