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輸出管理 日韓局長級の政策対話、あす再開

2019年12月15日 23:19

日韓関係が悪化する一因となった輸出管理の問題をめぐり、両国の局長級による政策対話が3年半ぶりに、16日に再開される。今月下旬に開催が調整されている日韓首脳会談を前に、歩み寄りが見られるのか注目される。

韓国側の代表を務める李浩鉉貿易政策官は、15日夜、日本に到着した。3年半ぶりに16日に開かれる日韓の政策対話で、日本の輸出管理強化の撤回に向け、「最善を尽くす」と強調した。

韓国・李浩鉉貿易政策官「韓国の輸出管理制度と運営が、正常で効果的に作動しているということを特に強調したい」

日本側は、これまで韓国の管理体制に不備があり、一部の品目で軍事転用される懸念もあると指摘していて、対話の再開後、ひとつひとつ検証し、慎重に判断する構え。

両国の立場に隔たりがある中、今月下旬に開催が調整される日韓首脳会談を前に、事態の打開に向けた歩み寄りが見られるのか、注目される。