米フロリダ州 ウォルト・ディズニー・ワールドの税制優遇など「特別区」廃止法案可決
アメリカ南部フロリダ州の議会は、ウォルト・ディズニー・ワールドに税制優遇などを認める「特別区」を廃止する法案を可決し、対立が深まっています。
フロリダ州では、公立学校で性的指向や性自認についての議論を禁止する法律が先月、成立し、これに反対を表明したディズニー側と、共和党の知事が対立しています。
アメリカメディアによりますと、フロリダ州議会下院は21日、ディズニー・ワールドに対し税制面での優遇や水道などのインフラを独自に管理することを認めている「特別区」を廃止する法案を可決しました。
ディズニーへの報復という見方が伝えられる中、これまでのところ法案可決について、ディズニー側はコメントしていません。フロリダ州の知事が署名すれば、来年6月1日付で特別区は廃止されることになります。