ゴーン被告会見 米メディアも大きく報じる
保釈中、レバノンに逃亡し、8日に会見を開いたゴーン被告について、アメリカメディアも大きく報じた。
有力紙「ワシントン・ポスト」は「ゴーン被告が逃亡後、初めて公の場で『腐敗した非人道的な』日本の司法制度に不満を示した」との見出しで報じた。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、ゴーン被告が「大きな身ぶり手ぶりで、指を鳴らし、逮捕される前の世界を突き進むトップに戻ったように見えた」と伝えた。
また「ニューヨーク・タイムズ」は、ゴーン被告には国際的な逃亡者として不確かな未来が待ち構えていると伝えている。
ゴーン被告は会見のあと複数のメディアの単独インタビューにも応じていて、経済チャンネル「CNBC」には「逃亡費用は大きな額で報じられているが、それほどのお金は必要ない」などと語ったという。