国連のグテーレス事務総長は、原爆投下から７５年となる今年８月、広島市で行われる平和記念式典に出席することを明らかにした。

グテーレス事務総長「７５周年の式典に合わせて、私は広島に行く。これは、私の広島への団結だけでなく、核軍縮と不拡散に対する強い取り組みを示す手段」

グテーレス事務総長は４日、ニューヨークの国連本部で行った会見でこのように述べ、８月６日に広島市で行われる平和記念式典に出席することを明らかにした。現職の国連事務総長の出席は潘基文前事務総長以来１０年ぶり。

グテーレス事務総長は２０１８年、国連事務総長として初めて長崎の平和祈念式典に参列していて、広島でも、「核なき世界」の実現に向けたメッセージを発信するものとみられる。