アメリカで記録的な寒波 人口の約6割…2億人以上対象に“警報”
アメリカでは広い範囲が記録的な寒波に見舞われ、飛行機の欠航や停電など各地で市民生活に影響が出ています。
週末のクリスマスを前に、アメリカでは「歴史的な冬の嵐」になっていて、気象当局によると、人口のおよそ6割にあたる2億人以上を対象に警報などが出されています。
NBCのまとめによると、暴風雪の影響による車の事故で、ケンタッキー州やミズーリ州などで少なくとも9人が死亡したということです。
また、強風などの影響で、これまでに7000便以上の飛行機が欠航し、全米で100万世帯以上が停電しています。
ニューヨーク州の沿岸部の一部では雨と強風の影響で浸水が起きていて、ホークル知事は非常事態を宣言し、クリスマス休暇の旅行日程を変更するようすすめています。