ゼレンスキー大統領「共に交渉の席に着こう」プーチン大統領に呼びかけ
ロシアとウクライナは3日、停戦に向けた2回目の協議を行いましたが大きな進展はなく、近く、改めて協議を行うことになりました。
ロシアとウクライナの「停戦協議」は先月28日以来で、民間人が避難するために人道上安全を保証するルートを設置することで合意しました。
ただ、ロシア側は「問題の一部は相互理解が得られた」と述べる一方、ウクライナ側は「期待した結果は得られなかった」としています。
即時停戦を求めるウクライナと非武装化などを要求するロシアの溝は深く、停戦への道筋は見えていません。双方は7日以降に3回目の協議を行うということです。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアのプーチン大統領に対し、交渉に応じるよう、呼びかけました。
ゼレンスキー大統領「共に交渉の席に着こう。私は準備できている」
一方、プーチン大統領は安全保障会議を開き、軍事作戦の成果を強調しました。
プーチン大統領「特別軍事作戦はスケジュールに従って、計画通り実施されている。立てられた目標全ては成功している」
また、「西側諸国が作り出した『反ロシア』と戦う」と述べ、欧米諸国との対決姿勢を鮮明にしています。