トランプ前米大統領、パウエルFRB議長を再任しない考え 11月の大統領選で勝利した場合
アメリカのトランプ前大統領は2日、ことし11月の大統領選挙で勝利した場合、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長を再任しない考えを示しました。
アメリカメディアのインタビューで明らかにしました。
現在2期目のパウエル氏は、2026年に任期を迎えますが、トランプ氏は大統領選に勝利したらパウエル氏を再任するか問われ、「そうはしない」と明言。
トランプ氏は、パウエル氏を民主党寄りで「政治的」だと批判し、インフレ対策に失敗したとの認識を示しました。
パウエル氏の後任については、「何人か候補者はいる。今は言えない」と述べるにとどめています。