コロナ影響で制限…板門店が約3年ぶりにメディアなどに公開
韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店が19日、約3年ぶりに外国メディアに公開されました。
南北の軍事境界線がある板門店は、新型コロナウイルスの影響で見学や取材が制限されていましたが、19日、約3年ぶりに外国メディアなどに公開されました。
北朝鮮側の建物の中からは軍人とみられる人物が報道陣に対し、カメラを向けていました。
また、北朝鮮側を見渡せる展望台からは自転車に乗っている人のほか、畑で農作業にあたる人たちの姿が確認できました。
この板門店からは2019年、当時の文在寅政権が日本海でだ捕した北朝鮮の船に乗っていた男2人を強制送還しています。
尹錫悦政権は18日、抵抗する中で北朝鮮側に引き渡される動画を公開するなど、文前政権の対応を「反人道的」だとして追及する姿勢を強めています。
18日、弁護士団体や脱北者団体は文前大統領を検察に刑事告発しました。