世界一奪還! 侍ジャパンの帽子やTシャツ即完売…アメリカ、メキシコのファンも購入「日本は本当に良いチーム」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(=WBC)でアメリカを下し、世界一を奪還した侍ジャパン。熱戦が行われたアメリカ・フロリダ州マイアミの球場には、橋本雅之記者がいます。
侍ジャパン、やってくれました。今から4時間ほど前、このローンデポ・パークで、世界一を奪還しました。その相手が開催地アメリカということで、球場内は完全アウェーになると思われたんですが、日本のファンの声も負けておらず、USAコールとニッポンコールが球場内でぶつかり合うという場面が何度もありました。
そして世界一を奪還した後、日本のファンが球場の外に出てきて、ニッポン、ニッポンと全身で喜びを爆発させました。話を聞きますと、「侍ジャパン、感動をありがとう」と感謝の言葉を口にしていました。
「最高です!! 」
「この瞬間にアメリカにいられてよかったなと思います」
「よーし、世界一おめでとう!! ありがとう!!」
「こんなドラマみたいな結末ありますか? これからもずっと強い侍でいてくれ! 」
「ニッポン ニッポン ニッポン! 」
──橋本さんが今かぶっている帽子は、選手たちが優勝セレモニーでかぶっていたものと同じですか?
はい、世界一となった選手が身につけていた帽子、Tシャツと同じものが試合終了と同時にグッズショップに並べられましたが、あっという間に完売となる人気ぶりでした。
日本のファンだけでなく、アメリカやメキシコなど日本に負けたチームのファンが購入する姿もありました。話を聞くと、「負けたのは悔しいけど、日本は本当に良いチームだった。大谷選手という世界のスターと戦うことができた記念に購入した」という話をしていました。
そして、日本のユニホームを着た私たちには、おめでとう、また次のWBCで会おうと声をかけてくれました。
このスタジアムは、野球を通して各国のファンが交流する場となっていました。