NYダウ243ドル高 3日連続で史上最高値を更新 初めて4万1000ドルを突破
アメリカ・ニューヨーク株式市場で17日、ダウ平均株価が3日連続で史上最高値を更新し初めて4万1000ドルを突破しました。
17日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、前の日の終値から243ドル60セント値を上げ、4万1198ドル08セントで取引を終え、3日連続で史上最高値を更新しました。ダウ平均が4万1000ドルを突破するのは初めてです。
市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が9月に利下げを開始するとの観測が高まっていて、株式相場の支えとなっています。
一方、トランプ前大統領は16日に公表されたブルームバーグのインタビューで、「台湾は我々の半導体ビジネスをすべて奪った」「台湾はアメリカに防衛費を支払うべきだ」などと述べました。
これを受け、市場では、台湾情勢をめぐる不透明感などから半導体関連銘柄には売りが広がりました。