プーチン大統領 3回目の停戦協議“今週末に開催”
ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナとの停戦協議を今週末に行う予定だと明らかにしました。
プーチン大統領は4日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ウクライナとの3回目の停戦協議を今週末に予定していることを明らかにしました。ただ、「ウクライナ側との対話にはオープンだが、ロシアの要求をすべて満たすことが条件だ」と述べたということです。
また、プーチン大統領は演説でロシアへの圧力を強める各国の動きをけん制。
プーチン大統領「近隣諸国に悪意は持っていない。状況をエスカレートさせないよう一切の制約を科さないよう呼び掛ける」
近隣諸国に向けて「関係を悪化させる必要は何もない」と述べた上で、「非友好的な行動には我々も行動で応える」と報復もちらつかせながらさらなる制裁を行わないよう釘を刺しました。
こうした中、ロシア議会は4日、軍に関する虚偽の情報を意図的に広めた人を最長15年の懲役刑または禁錮刑とする法案を可決しました。その後プーチン大統領が署名し、発効しました。
制裁の影響で国内に不満がくすぶる中、情報統制を一層強化した形です。