パリ数十か所で「ダビデの星」落書き “反ユダヤ行為”として検察当局が捜査開始
フランス・パリの各所でユダヤ人を象徴する「ダビデの星」の落書きが見つかり、「反ユダヤ行為」として検察当局が捜査を開始しました。
10月31日、パリで「ダビデの星」の落書きが数十か所で見つかりました。「ダビデの星」はイスラエルの国旗にも描かれていて、第二次世界大戦中にはナチスドイツがユダヤ人を迫害した際に黄色い「ダビデの星」をつけさせていました。
フランスの検察当局はこの落書きを「反ユダヤ行為」と見なし、捜査を開始しました。
パリ市民
「(イスラエルとハマスの間で)現在起きていることを考えると、これは心配な状況です」
イスラム組織ハマスの攻撃に対する報復としてイスラエルがガザ地区への軍事作戦を強める中、フランスでは、反ユダヤ行為が多発しています。