NYのイベントで日本の超電導リニア売り込み JR東海・柘植会長「人々の生活にポジティブなインパクトがもたらされる」
日本の超電導リニアをアメリカに売り込むイベントがニューヨークで初めて開かれました。
現在、アメリカのニューヨークと首都ワシントンの間は高速列車「アセラ」でおよそ3時間かかります。
22日、ニューヨークで開かれたイベントで、JR東海の柘植会長は、「超電導リニア」の開通で所要時間は1時間に短縮されるとアピールしました。
JR東海 柘植康英会長「ニューヨークまでが超電導リニアで1時間で結ばれた場合、スーパー・メガリージョン(巨大経済圏)が形成され、間違いなく大きな経済効果や人々の生活にポジティブなインパクトがもたらされると思います」
イベントには地元の議員や企業関係者など95人が参加しました。
イベントの参加者「移動時間が短くなれば、将来間違いなく利用します」
JR東海と協力して、現地展開を行う企業は、首都ワシントンとメリーランド州ボルティモア間のおよそ65キロの区間で、先行して2033年から34年ごろの完成を目指しています。