イスラエル ガラント国防相を解任、後任にカッツ外相
イスラエルのネタニヤフ首相は、5日、ガラント国防相を解任し、後任にカッツ外相をあてることを発表しました。
ネタニヤフ首相は、5日、ビデオ声明を発表し、ガラント国防相を解任することを明らかにしました。後任には、カッツ外相をあて、外相には、元内相のサール氏を起用するということです。
解任の理由について、ネタニヤフ首相は、「ここ数か月、私と国防相の信頼関係に亀裂が生じた」と述べ、パレスチナ自治区ガザ地区などでの戦闘をめぐり、意見の対立が続いたことを示唆しました。
イスラエルメディアは、これまで、イスラム組織ハマスとの停戦交渉をめぐり、「ネタニヤフ首相が条件面でかたくなな態度を崩さないことに、 ガラント国防相は批判を強めていた」などと報じていました。後任のカッツ氏も強硬派として知られ、ネタニヤフ首相とともに強硬姿勢が続くことで、停戦交渉がさらに難航することが懸念されています。
最終更新日:2024年11月6日 6:13