米ミズーリ州 損害賠償求め中国を提訴
アメリカ中西部のミズーリ州は21日、新型コロナウイルスの感染が拡大した責任は中国にあるとして損害賠償を求め、中国政府や中国共産党などを提訴しました。
提訴したミズーリ州の司法長官は声明で、「中国はウイルスの危険性について世界にうそをついた。防げたはずの世界的な大流行を引き起こした」と指摘。州の市民が死亡し、深刻な経済的損失が出たとして、中国政府や中国共産党などに対し、損害賠償を求めています。
ウイルスへの対応をめぐって、州当局が中国を訴えるのは初めてですが、アメリカメディアは、国内の裁判所で中国の法的責任を追及することは難しいとの見方を伝えています。
今回の提訴を受け、中国側の激しい反発も予想されます。