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ワクチン開発などに8600億円の資金提供

2020年5月5日 7:55

新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発費用などを集めるための国際会議が4日、オンライン上で開催されました。各国の首脳らが資金提供を表明し、合計額は約8600億円に達しました。

ヨーロッパ委員会 フォン・デア・ライエン委員長「目標は1つ。このウイルスを倒すこと。パンデミックは世界のすべての国に影響を与えている」

この会議はEUやヨーロッパ諸国、日本などが共同開催したものです。各国の首脳らが相次いで資金提供を表明し、合計額は約8600億円に達しました。今後も国や企業などに向け、協力を呼びかけるということです。

集められた資金はWHO(=世界保健機関)が主導する新型ウイルス治療薬やワクチンの開発などを加速させるための活動にあてられます。ただ、WHOに対して「中国寄りだ」などとして批判を強めるアメリカは、会議に参加していません。