新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されているアメリカのメジャーリーグについて、球団のオーナーらが１１日、７月上旬から公式戦を行う計画を承認したと報じられました。

３月の開幕が延期されたメジャーリーグについて、ＡＰ通信が関係者の話として伝えたところによりますと、７月４日ごろに無観客で公式戦を開始し、８２試合ほどに短縮されたレギュラーシーズンを行うことが計画されています。球団のオーナーらがこの計画をすでに承認していて、１２日に選手会に示される予定だということです。

無観客で公式戦を行うことにより収益の減少が想定され、今後、選手らの年俸をめぐって協議が難航する可能性が指摘されています。

一方、来年３月、東京などで開催が予定されているＷＢＣ（＝ワールド・ベースボール・クラシック）について、アメリカの複数のメディアが、２０２３年に延期される見通しだと伝えています。