アメリカのトランプ前大統領がツイッターアカウントの停止の解除を求めた裁判で、カリフォルニア州の連邦地裁は6日、この訴えを退けました。

トランプ氏のツイッターのアカウントは去年1月の議事堂占拠事件以降、「さらなる暴力を扇動する恐れがある」として利用が停止されています。

これに対し、トランプ氏は「表現の自由を妨げ合衆国憲法に違反している」などとしてツイッターの利用停止の解除を求め提訴していました。

カリフォルニア州の連邦地裁は6日、「ツイッター社の対応は憲法違反とは言えない」などとしてトランプ氏の訴えを退けました。

今後、トランプ氏は訴状を改め裁判を続けることもできますが、アメリカメディアは「イーロン・マスク氏が買収後に 方針を変えるなどしない限り利用停止は解除されないだろう」などと伝えています。