イタリア 観光名所で再開の動き広がる
新型コロナウイルスの感染拡大が収まりつつあるイタリアでは、外国からの観光客受け入れに向け、観光名所で再開の動きが広がっています。
イタリア・ローマでは1日、世界遺産のコロッセオがおよそ3か月ぶりに開放されました。入場の際には検温が必要で、マスクの着用が義務づけられます。
また、バチカンでも、ミケランジェロの「最後の審判」で有名なシスティーナ礼拝堂などへの入場が可能になりました。当面は予約が必要になるということです。
イタリアでは、今月3日からEU(=ヨーロッパ連合)の加盟国を対象に外国からの観光客の受け入れが始まる予定です。
ただ、感染対策しながらの再開のため観光客を以前のような規模で受け入れるのは難しく、かつてのにぎわいを取り戻すのには時間がかかりそうです。