990万人中300人の無症状感染者 武漢
新型コロナウイルスの震源地、中国・武漢市で感染の第二波への警戒から全ての住民にPCR検査を行ったところ、約990万人中、300人の無症状の感染者が確認されました。当局は感染状況の沈静化をアピールしています。
武漢市の衛生当局によりますと、検査期間は19日間で約990万人にPCR検査が行われました。その結果、無症状の感染者が300人確認され、発熱など症状がある感染者はいなかったということです。
武漢市では先月初め、小規模な集団感染が発生し感染拡大の第二波に警戒が高まっていました。
地元当局は今回の検査結果を受けて「すべての住民に検査を行い、ウイルスが検出された割合は10万人あたり3人だ」と述べ、感染状況が沈静化したことをアピールしています。