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米副大統領公邸前に移民希望者100人…テキサス州知事が送り込む

2022年9月16日 14:04

アメリカの首都・ワシントンにあるハリス副大統領の公邸前に15日、中南米からの移民希望者約100人がバスで到着しました。政権の移民受け入れ拡大に反発する南部・テキサス州の知事が送り込んだものですが、バイデン大統領は強く批判しています。

移民希望者約100人は、バス2台に乗って15日朝、バイデン政権で移民問題を担当するハリス副大統領の公邸前に到着しました。移民希望者を乗せたバスは、バイデン政権の移民受け入れ拡大の政策を批判するテキサス州のアボット知事が送り込んだもので、アボット氏は「バイデン政権が国境の対策を強化するまで送り続ける」としています。

移民希望者をめぐっては、同じく南部・フロリダ州のデサンティス知事が、東部・マサチューセッツ州のリゾートに飛行機で送り込むなどしています。

両知事は、政権に強く反発する野党・共和党の知事ですが、バイデン大統領はこうした事態を受け、「共和党は人間を小道具として使って政治を演じている」と、11月の中間選挙を前にした政治的パフォーマンスだと厳しく批判しました。