WHOが指針転換“マスクの使用勧める”
WHO(=世界保健機関)は、マスクの使用に関する指針を転換し、感染が広がっている地域で人との距離がとれない場合はマスクを使うことを勧めると呼びかけました。
WHOはこれまで健康な人がマスクをつけても感染を予防できる根拠はないとして医療従事者や感染者などに限ってマスクを勧めてきました。
しかし症状がない感染者がウイルスを広めているとの研究結果を踏まえ、方針を転換しました。
新たな指針では感染が広まっている地域で人との距離がとれない場合は一般の人もマスクを使うことを勧めるとしています。マスクは異なる生地を重ねた3層構造が望ましいということです。
一方で「マスクだけでは感染を防げない」として手洗いなどの徹底も呼びかけています。