きょうから米韓軍事演習 北朝鮮側は強く反発か
アメリカ軍と韓国軍は、13日から北朝鮮の核・ミサイルに備えた大規模な合同軍事演習を行います。北朝鮮側は強く反発するものとみられます。
米韓両軍による合同軍事演習は、13日から23日まで11日間行われます。上陸訓練を含め、大規模な兵力を動員して行われ、韓国軍は「北朝鮮の挑発を容認せず、韓米同盟の圧倒的能力で対応していく」と強調しています。
先週、ミサイルの発射訓練に立ち会った金正恩総書記は、この演習を念頭に「ヒステリックに繰り広げられる敵の戦争準備策動に、常に警戒心を高め、いつでも圧倒的に対応すべき」と述べています。北朝鮮側はたびたび中止を求めていて、今後、ミサイルの発射などで強く反発する可能性もあります。
これに先立ち、韓国の情報機関「国家情報院」は、北朝鮮側も今月から来月にかけて大規模な軍事訓練を実施すると分析し、事前探知が難しい固体燃料型の新型ICBMを発射する可能性もあるとみています。