仏パリ 15日から飲食店の全面再開を発表
フランスのマクロン大統領は、新型コロナウイルス対策として営業を一部制限していたパリの飲食店を15日から全面的に再開すると発表しました。
マクロン大統領は14日、フランス全土で新型ウイルスへの警戒レベルが下がったことから「我々の初の勝利だ」と表明。パリ周辺でも感染のペースが抑えられてきたとして、カフェやレストランを15日から全面的に再開すると発表しました。これまでは、テラス席のみ営業できましたが店内での飲食も可能となります。
一方で、大統領は「ウイルスは消滅したわけでなく感染状況の悪化に備えておかなければならない」と引き続き警戒を呼びかけました。
また15日からは、フランスとヨーロッパ各国との移動制限を解除し、ヨーロッパ以外についても来月1日から段階的に感染が抑えられている国からの入国を受け入れる方針です。