NY経済再開第2段階へ 理髪店や小売店も
新型コロナウイルスの感染が集中したアメリカ・ニューヨーク市が、来週22日から経済活動再開の第2段階に入る見通しとなりました。
ニューヨークのクオモ州知事は17日、前の日に州全体でおよそ6万件の感染検査を行った結果、新たな感染者数が567人にとどまり、検査総数に占める感染者の割合が初めて1%を下回ったと発表しました。ピーク時は検査総数のおよそ半数が陽性となっていましたが、ニューヨーク市内に限っても1.4%まで改善しています。
クオモ知事は、こうした状況が続けば来週22日からニューヨーク市も経済活動再開の第2段階に入ると発表しました。第2段階では、新たに理髪店などの専門性の高い店舗や小売店などが営業を再開できます。
一方、全米の20の州で経済活動の再開後に感染者数が増加傾向になっているとして、感染の第2波に強い警戒感を示しています。