新型コロナウイルスの感染が集中したアメリカ・ニューヨーク市は２２日、経済活動再開の第２段階に移行し、小売店の店内での買い物やレストランの屋外での営業が再開しました。

経済活動再開の第２段階に移行したことで、この日から店内での営業を再開したマンハッタンの大手百貨店の前には、開店前から待ちわびた客が集まりました。

客「店が再開するのが待ちきれなかったわ！」

また、美容院などの専門性の高い業種も３月中旬以来、初めて営業を再開しました。

日系の美容院では席数を半分に減らして、客同士が距離をとれるように工夫して営業を始めています。

レストランやバーも屋外であれば営業できることになり、市内のおよそ３２００店舗が屋外での営業を申請したということです。

第２段階への移行を受け、市は最大で３０万人が職場に戻るとみています。