与正氏は“ナンバー2で悪役担当”韓国高官
韓国政府の高官が北朝鮮の金正恩委員長の妹・与正氏について、「実質的なナンバー2」で、「悪役」を担当しているとの見方を示しました。
これは、韓国の鄭景斗国防相が22日、国会の答弁で述べたものです。鄭国防相は、韓国批判の前面に立つ金与正氏について、「実質的なナンバー2の役割」で、「悪役」を担当していると指摘。
その上で、北朝鮮が韓国やアメリカとの関係を改善しようとする場合には、兄の金委員長が自らの名前で、政策転換を図るのではないかとの見方を示しました。
一方、北朝鮮メディアは、韓国に飛ばすと予告した糾弾ビラをすでに1200万枚刷り終えたなどとして、「報復の時は迫っている」と警告しました。
また、韓国・聯合ニュースは、南北双方が撤去した宣伝放送用の拡声機を、北朝鮮が再び設置する動きを見せていると伝えました。