転倒事故遺族ら設置の追悼施設、ソウル市側が強制撤去を予告…衝突の可能性も 梨泰院
150人以上が死亡した韓国ソウル・梨泰院の転倒事故の遺族らがソウル市庁舎前に設置した追悼施設について、市側が強制撤去を予告していて衝突も予想されています。
追悼施設は事故から100日になるのに合わせ、今月4日、遺族らがソウル市庁舎前に設置したものです。
これに対し、市側は許可なく設置されたものだとして15日午後1時までに撤去するよう要請し、応じない場合は強制撤去する方針を示していました。
遺族側は期限の午後1時を過ぎても撤去要請に応じておらず、「記憶と追悼の権利を侵害するソウル市の違法な強制撤去を決して容認できない」との立場を示しました。
また、「強制撤去に対抗して追悼施設を最後まで守る」と強調していて、市側が撤去に乗り出せば激しい衝突も予想されます。