ヘンリー王子「過ち認めるべき」植民地支配
イギリス王室を事実上離脱したヘンリー王子が、イギリスの植民地支配などの歴史について「過ちを認めるべきだ」などと訴えました。
ヘンリー王子は今月1日、イギリスとその植民地だった国などが設立した慈善団体のビデオ会議に出席し、過去の差別について若い世代との議論を行いました。
ヘンリー王子「(植民地支配などの)過ちを認めない限り前に進むことはできない」
議論の中でヘンリー王子は、「一部が優遇される人種差別的な制度の中で私たちは育ってきた」などとして、根強い差別が残っていると指摘。それを正すためにイギリスが植民地支配を進めた時代の過ちを認めるべきだと主張しました。
同席した妻のメーガン妃も、歴史を振り返ることについて「時に不快な思いをするかもしれないが、やるべきことだ」と訴えています。