バイデン氏「500万人の雇用創出目指す」
秋のアメリカ大統領選挙で、野党・民主党の候補に内定しているバイデン前副大統領は9日、製造業の復活に向け、75兆円規模の投資を行い、500万人の雇用創出を目指す経済政策を発表しました。
バイデン前副大統領「失われた仕事を取り戻す。500万人に新たな良い雇用を創り出す」
バイデン氏は製造業復活のため、アメリカ製品やサービスの購入に連邦政府が4000億ドルを投資したり、AI(=人工知能)など次世代技術の研究開発に3000億ドルを投資したりすると発表しました。
総額7000億ドル(約75兆円)規模の景気浮揚策となり、これにより、少なくとも500万人の雇用を創出できるとしています。
バイデン氏は製造業復活のプランを示すことで、秋の大統領選に向け、カギを握る白人労働者層にアピールした形です。