英政府が“排除”発表 華為「再考求める」
イギリス政府は14日、中国の通信機器最大手ファーウェイを国内の次世代通信規格(=5G)のネットワークから排除する方針を発表しました。
イギリス政府は14日、ファーウェイの5G機器について、来年から新たな導入を禁止し、2027年末までに排除する方針を明らかにしました。
これまで限定的な参入を認めるとしていたイギリスですが、方針転換の背景には、新型コロナウイルスに関する中国の対応への不信感や、アメリカが5月にファーウェイへの輸出禁止措置を強化したことなどがあります。
中国の反発は必至で、ファーウェイは「強く再考を求める」などとコメントしています。
イギリスの決定をうけ、アメリカの進めるファーウェイ包囲網がほかのヨーロッパ各国に広がるとの見方が出ています。