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アメリカ 失業保険の申請件数が再び増加

2020年7月24日 7:04

アメリカの先週の失業保険の申請件数は140万件あまりとなり、およそ4か月ぶりに再び増加に転じました。新型コロナウイルスの感染の再拡大により雇用情勢が再び悪化した形です。

アメリカ労働省は23日、先週1週間に新たに申請された失業保険の件数が前の週から10万9000件増加し、141万6000件だったと発表しました。

申請件数は、感染が深刻化した3月下旬に過去最悪となる686万件あまりを記録したあと減少を続けていましたが、16週間ぶりに再び増加に転じました。

アメリカでは西部や南部を中心に感染の拡大に歯止めがかかっておらず、レストランやバーに対する規制が強化されるなど、経済活動を再び制限する動きが相次いでいて、雇用情勢も再び悪化した形です。