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“感染再拡大”懸念 ダウ5営業日ぶり反落

2020年7月17日 7:21

16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることが改めて意識されたことなどから売りが先行し、ダウ平均株価は5営業日ぶりに反落して取引を終えています。

16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から135ドル39セント値を下げ、2万6734ドル71セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も76.66ポイント下げて1万0473.83で取引を終えています。

この日は、先行する中国の株式市場が大幅に下落したこともあり、中国との関係が深い銘柄を中心に売られる展開となりました。また、この日に発表された先週1週間の失業保険の申請件数が市場予想よりも悪い内容だったため、新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることが改めて意識され、相場の重荷となりました。

市場関係者は「ダウ平均は前の日まで4営業日続伸していたため、当面の利益を確定させる売りも出やすい状況だった」と話しています。