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ダウ353ドル安 ハイテク関連銘柄に売り

2020年7月24日 7:20

23日の米・ニューヨーク株式市場は、これまで相場をけん引してきたハイテク関連銘柄などが大幅に売られ、ダウ平均株価は353ドル安で取引を終えました。

23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から353ドル51セント値を下げ、2万6652ドル33セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も244.71ポイント下げて、10461.42で取引を終えています。

電気自動車テスラが、前の日に発表した決算の内容はよかったにもかかわらず、材料が出尽くした感もあってこの日は大幅に売られました。これがアップルなど他の成長株にも波及し、売りが膨らみました。

さらに先週1週間の失業保険の申請件数がおよそ4か月ぶりに増加に転じたことで、景気回復の遅れに対する警戒感が強まりました。また、アメリカと中国の関係悪化に対する懸念も相場の重荷となり、ダウ平均は4営業日ぶりに反落して取引を終えています。

市場関係者は「投資家の期待を集めてこれまで上昇を続けていたハイテク関連銘柄の決算が来週相次ぐため、それまでは様子見ムードが続きそうだ」と話しています。