【中継】ウクライナ侵攻から1年 首都キーウの今の様子は? 「早く故郷に」切実な願いも…
ロシアによる侵攻から24日で1年がたちました。今のウクライナの様子を伝えてもらいます。首都キーウから中継です。
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後閑駿一(NNNキーウ)「私は今、キーウの中心部にある独立広場に来ています。こちらには、ウクライナの国旗が立てられているんですが、侵攻の影響で亡くなった方々の名前などが刻まれていて、去年の11月と比べても、旗は倍近い数に増えています」
キーウでは、一日も早い平和を望む声が聞かれました。
ウクライナ国民「一日も早く戦争が終わり平和が訪れますように」「(去年の2月24日は)人生で最もつらい日でした。(ことしの24日は)何もないことを願っています」
キーウで空襲警報が毎日発令される中、多くの方々は普段通りの生活を送ろうと努めています。ただ、24日ばかりは「すぐにシェルターに避難します」と話すなど、大規模攻撃に対する警戒も高まっています。
一方で、東部などからの避難者が皆さん口にするのは、「早く故郷に帰りたい」という日常が戻ることへの期待でした。その切実な願いがかなわないまま、侵攻からの1年という節目の日を迎えています。